ドラクエ振り返り>
2008年/DS
本作は、正統派のRPGに類する。ゲーム性に重点あり。
特徴としては、ファンタジー色がやや強い。遊び心も多く盛り込まれ、終始軽快な雰囲気がある。
主人公は天使。最初は、陰から人間を手助けする。ほどなく、ある使命を与えられ、人間として下界を旅する。以後は通常のドラクエ。
世界観は独特だが、ストーリー自体はそう複雑ではなく、ある意味初期のドラクエに近い。純粋に、世界の探検を楽しめる。
また、序盤に登場する城下町で、自由に仲間を作成できる。(4人パーティ。)ドラクエ3を意識したシステム。
一方、前作に引き続き、スキル、テンション、錬金釜がある。
本作は、シリーズの中でも、城や町がバラエティに富んでいる。それぞれに物語が存在し、展開も練られている。
小ストーリーに重点がある点は、ドラクエ6、7と同様だが、この二作に比べ簡明。どのパートも、手頃な長さ。
また、本作の特徴として、「クエスト・システム」がある。依頼をこなし、報告するという行為は、純粋に楽しい。クエスト名も、何かと凝っている。
あと、サンディという、妖精みたいなキャラが登場(ギャル風)。序盤から、主人公のお供をする。最初は違和感があるが、段々馴染んでくる。
また、本作は、「シンボル・エンカウント」方式を採用。移動画面にモンスターの姿が表示され、これと接触すると戦闘画面に移行。
モンスターたちは、こちらから近付かなければ、そう襲ってくることはない。(例外もいる。)要するに、野生動物みたいな扱い。
本作のモンスターは、基本的に、ラスボスの手下という訳ではない。この辺、「新しいドラクエ」という感じだった。
オンライン版は2012年。Wii、3DS、PS4、Switch、Windowsなど。
オフライン版は2022年。PS4、PS5、Switch、Windows、スマホなど。
未プレイ。オンライン・ゲームは、自分的にハードルが高い。オフライン版は、いつかやるかも知れない。
2017年/PS4・DS3
最新作。2019年には、Switchからリメイク版が出ている。これは、「ドラゴンクエスト11S」という題名。
自分がプレイしたのは3DS版。PS4版と比べ、グラフィックやムービーが一部簡略化されているという。
また、3DS版は、なんと3Dモードと2Dモードを選択できる。(最序盤は3Dモードのみ。)自分は主に3Dでプレイしたが、時々2Dモードに切り替えてみた。
本作は基本的に「シンボル・エンカウント」方式だが、2Dモードは「ランダム・エンカウント」。(前者は、移動画面にモンスターの姿。)
本作の特徴的なシステムは、スキルパネル、連携技、キャンプなど。いかにも新しいドラクエという感じ。洗練された世界がある。
また、武器は、片手持ち用、両手持ち用に分けられる。(後者は盾を装備できないが、攻撃力が高い。)ボス戦は、基本的に両手持ちがよい。
あと、乗り物として「馬」が追加された。移動が爽快。
登場キャラも、過去作に劣らず魅力がある。主人公の最初の仲間は、カミュという人物。したたかな盗賊だが、基本的に常識的な性格をしている。
ストーリーを進めると、ベロニカというキャラが登場。「ドラゴンボールGT」のパン(キャラ名)をちょっと連想させる。
そして、ストーリー。最初から不穏な展開。早々と引き込まれる。
主人公は事態の打開を図り、各地をさまようこととなる。それぞれの地で、独自のストーリーが待っている。主人公は、自分自身の問題を抱えつつ、それらを解決していく。
世界観も、過去作と一味違う。エリア区分が明確で、秩序立った世界が形成されている。(ドラクエ8と比べると、好対照。)時に束縛感、不自由さを覚えるが、その分リアルな緊迫感があった。
各エリアのフィールドには個性があり、移動中が楽しい。
なお、本作は、主人公のキャラ絵が従来と違う。長髪で優雅な感じ。
プレイ前は、ドラクエの作風が変わってしまったのではないかと案じたが、実際はそんなことはなかった。ドラクエらしさがよく出ている作品。重厚な世界が展開される。
ドラクエ1~4 ドラクエ5~8
ドラクエ振り返り>
まとめ(ドラクエ9~11)
ドラゴンクエスト9
本作は、正統派のRPGに類する。ゲーム性に重点あり。
特徴としては、ファンタジー色がやや強い。遊び心も多く盛り込まれ、終始軽快な雰囲気がある。
主人公は天使。最初は、陰から人間を手助けする。ほどなく、ある使命を与えられ、人間として下界を旅する。以後は通常のドラクエ。
世界観は独特だが、ストーリー自体はそう複雑ではなく、ある意味初期のドラクエに近い。純粋に、世界の探検を楽しめる。
また、序盤に登場する城下町で、自由に仲間を作成できる。(4人パーティ。)ドラクエ3を意識したシステム。
一方、前作に引き続き、スキル、テンション、錬金釜がある。
本作は、シリーズの中でも、城や町がバラエティに富んでいる。それぞれに物語が存在し、展開も練られている。
小ストーリーに重点がある点は、ドラクエ6、7と同様だが、この二作に比べ簡明。どのパートも、手頃な長さ。
また、本作の特徴として、「クエスト・システム」がある。依頼をこなし、報告するという行為は、純粋に楽しい。クエスト名も、何かと凝っている。
あと、サンディという、妖精みたいなキャラが登場(ギャル風)。序盤から、主人公のお供をする。最初は違和感があるが、段々馴染んでくる。
また、本作は、「シンボル・エンカウント」方式を採用。移動画面にモンスターの姿が表示され、これと接触すると戦闘画面に移行。
モンスターたちは、こちらから近付かなければ、そう襲ってくることはない。(例外もいる。)要するに、野生動物みたいな扱い。
本作のモンスターは、基本的に、ラスボスの手下という訳ではない。この辺、「新しいドラクエ」という感じだった。
ドラゴンクエスト10
オンライン版は2012年。Wii、3DS、PS4、Switch、Windowsなど。
オフライン版は2022年。PS4、PS5、Switch、Windows、スマホなど。
未プレイ。オンライン・ゲームは、自分的にハードルが高い。オフライン版は、いつかやるかも知れない。
ドラゴンクエスト11
最新作。2019年には、Switchからリメイク版が出ている。これは、「ドラゴンクエスト11S」という題名。
自分がプレイしたのは3DS版。PS4版と比べ、グラフィックやムービーが一部簡略化されているという。
また、3DS版は、なんと3Dモードと2Dモードを選択できる。(最序盤は3Dモードのみ。)自分は主に3Dでプレイしたが、時々2Dモードに切り替えてみた。
本作は基本的に「シンボル・エンカウント」方式だが、2Dモードは「ランダム・エンカウント」。(前者は、移動画面にモンスターの姿。)
本作の特徴的なシステムは、スキルパネル、連携技、キャンプなど。いかにも新しいドラクエという感じ。洗練された世界がある。
また、武器は、片手持ち用、両手持ち用に分けられる。(後者は盾を装備できないが、攻撃力が高い。)ボス戦は、基本的に両手持ちがよい。
あと、乗り物として「馬」が追加された。移動が爽快。
登場キャラも、過去作に劣らず魅力がある。主人公の最初の仲間は、カミュという人物。したたかな盗賊だが、基本的に常識的な性格をしている。
ストーリーを進めると、ベロニカというキャラが登場。「ドラゴンボールGT」のパン(キャラ名)をちょっと連想させる。
そして、ストーリー。最初から不穏な展開。早々と引き込まれる。
主人公は事態の打開を図り、各地をさまようこととなる。それぞれの地で、独自のストーリーが待っている。主人公は、自分自身の問題を抱えつつ、それらを解決していく。
世界観も、過去作と一味違う。エリア区分が明確で、秩序立った世界が形成されている。(ドラクエ8と比べると、好対照。)時に束縛感、不自由さを覚えるが、その分リアルな緊迫感があった。
各エリアのフィールドには個性があり、移動中が楽しい。
なお、本作は、主人公のキャラ絵が従来と違う。長髪で優雅な感じ。
プレイ前は、ドラクエの作風が変わってしまったのではないかと案じたが、実際はそんなことはなかった。ドラクエらしさがよく出ている作品。重厚な世界が展開される。
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